新宿パークタワーのECO
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(図1)ひまわり8号(イメージ)

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(図2)ひまわり8号が観測した台風4号

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(図3)黄砂の様子
上:ひまわり7号、下:ひまわり8号による画像
※赤丸部分が黄砂

2015/5/20UP

新しい気象衛星「ひまわり8号」とこれからの天気予報

近年、異常気象や例年には見られない天候不順などは地球温暖化の影響ではないか、と言われていますが、今回のエコラムでは、今後の天気予報の精度をぐっと上げるだろうと期待されている気象衛星「ひまわり8号」(図1)をご紹介します。

ひまわり8号は現在運用中のひまわり7号の後継機で、2014年10月に打ち上げられ、2015年7月から本格運用される予定です。後継機とはいっても、現在の7号とは比べものにならないほどの高性能で、先日、気象庁から試験観測中の映像が公開されました。

ひまわり8号は7号と比較して、解像度が2倍・撮影間隔が30分から2.5分(日本付近;地球全体では10分)と短くなりました。その結果、台風の目の動きや、渦の中の雲が大きくなる状況をリアルタイムに近い形で観測できます。図2は台風4号を観測したものですが、動画では台風の周囲で積乱雲が発達している様子や、台風の目の中で雲が渦を巻いている様子も確認することができます。

また、ひまわり7号は白黒画像(図3上)であったのが、8号では世界で初めてカラー画像化(図3下)することができ、黄砂や火山灰も雲と区別して捉えることができます。(図3下)はひまわり8号の可視と近赤外の3種類の観測画像を合成して、砂が茶色、雲が白や水色、植生が緑、海が濃い青に見えるように加工しており、動画では砂が黄海上を南へ流れていく様子がはっきりとわかります。 気象庁は「これまでは白黒の画像と地上での目視が頼りだった。カラー化により、黄砂の飛来状況をきめ細かく把握できる」としています。

この他にも、短い時間で急発達する積乱雲をいち早く発見し、ゲリラ豪雨や竜巻など突然の気象変化も予測できるようになると期待されています。また、ひまわりの観測データから日射量を短時間で計算するモデルも開発されており、8号の観測データであれば太陽光発電の発電量の予測精度が高くなると言われています。太陽光発電量の変化が予測できれば、火力発電の運用を小刻みに変えるなどして、太陽エネルギーを最大限利用することが可能となるでしょう。気象庁では「格段に増えるデータを徹底的に利用し、台風や集中豪雨の監視、予測につなげる」と説明しています。今後の天気予報に注目です!

(図の出典はいずれも気象庁ホームページ)

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