新宿パークタワー

エコラム

エコキャップ回収活動のご報告とペットボトルのエコロジー2013.03.27 UP


飲み終わったら、キャップを回収ボックスへ。


ドイツの容器デポジット返却機
(レシートが出てきて、レジで返金してもらうのが一般的)

新宿パークタワー「エコキャップ回収活動」のご報告をします。
(このコーナーで以前にも紹介しましたが、回収したペットボトルキャップをNPO法人エコキャップ推進協会へ送付し、その売却益で途上国のポリオワクチンを購入するという活動です。)
2013年3月現在、回収累積個数は【1,321,150個】で、ワクチン1,629人分相当となりました。いつもご協力いただき、ありがとうございます。
さて、今回のエコラムではペットボトルの歴史や環境対策についてご紹介します。

【ペットボトルの歴史】

1960年代にアメリカで開発されたペットボトルは、1977年に醤油メーカーが日本で初めて採用をしたそうです。その後、1982年に清涼飲料容器としての使用が認められ、1996年には飲料団体が自主規制を廃止し、500mℓ以下の小型ボトルが流通するようになりました(以前は1ℓ以上の大型ボトルしかありませんでした) 。

【ペットボトルと環境】

ペットボトルが登場する以前はガラス瓶を使用し、それを回収・洗浄してリユースしていました。
ペットボトルが主流となった現在では、リデュースとリサイクルが重要視されています。

■リデュースについて
2011年度には主要17種で約10%の軽量化を達成
(2004年度比較、PETボトルリサイクル推進協議会HPより)

■リサイクルについて
1) 回収率79.6%
(市町村分別収集量+事業系ボトル回収量)÷(ペットボトル販売量)
2) リサイクル率85.8%
(国内向け回収量から算出した国内再資源化量+PETくず輸出量から算出した海岸再資源化量)÷(国内+輸入製品販売量)



(図1) ペットボトルのリサイクル率の推移
(出典:PETボトルリサイクル推進協議会)

●リユースはできないの?

ペットボトルのリユースについても検討すべきところですが、衛生的・精神的に抵抗があるという指摘があります。
しかし、ドイツをはじめ欧州諸国の中にはリユースが当たり前という国もあります。これらの国ではペットボトルにあらかじめデポジットが課せられ、使用後に販売店に持ち込めば、返金してもらえる仕組みになっています。ボトル自体はリユースに耐えられるよう頑丈で同形状のものが多く、日本のようにデザインの多様性はありません。

ペットボトル一つでも、さまざまなエコが見えてきます。まず、私たちは分別廃棄を心掛け、その際にはぜひともキャップを外して、共用部のエコキャップ回収ボックスに入れてください。今後ともご協力の程よろしくお願いいたします。

<キャップ回収ボックス設置場所(2013年3月現在)>

・8階のフリースペース脇通路、16・24・31階の自動販売機コーナー