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平昌も「持続可能なオリパラ」を目指しています!2018.02.07 UP

今年は4年に1度の冬季オリンピック・パラリンピックが韓国・平昌で行われます。冬季オリンピックとしては歴代最多の選手が出場する見込みで、日本でもメダルの期待を含め、盛り上がってきました。ここでは、平昌オリパラの環境面での取り組みについてご紹介します。


平昌オリパラの公式ホームページには【持続可能性(サスティナビリティ)】というサイトがあります。平昌組織委員会が5つのテーマ「低炭素グリーン五輪」「自然の管理」「健康で豊かな生活」「伝統と文化を持つ誇り高き人々」「世界に開かれた平昌」を設定しており、「持続可能性の成果」というページではそれらの達成状況を数値化して説明しています。例えば「低炭素グリーン五輪」の項では、温室効果ガスであるCO2の削減・オフセット(相殺)や再生可能エネルギーによる大会への電力供給の比率などが示されています。

また組織委員会は、2015年7月からの1年間に実施されたサスティナビリティ面における取り組みを中間報告書として昨年12月に発表しました。当初より本大会の目標としていた、気候変動への対応・低炭素型都市に向けた計画・環境への関心の向上にむけ、持続可能な会場の設計と建設、交通インフラの建設、サステナブルな調達の実践、そして再生可能エネルギーの使用を実施した模様です。「全ての会場や設備は規定基準まで完成しており、オリンピックという舞台にふさわしいレガシーを残せるように開催中そして開催後もサステナビリティ目標に焦点を当てていく」とのコメントも発表されています。2018年末には全ての成果と最新情報をまとめた報告書が発表される予定です。

そして、スケート競技会場等の中心となる江陵オリンピックパーク内に、「カーボンゼロ・オリンピックスタジアム」をテーマとした【平昌2018グリーンパビリオン】を2月8日から3月18日まで開設することになりました。大会運営により排出されるCO2を削減・オフセットするためにどのような努力を重ねているか、また個人でどのようなことが出来るのかを学ぶ施設です。オリンピックの公式練習を体験するゾーンもあり、「低炭素オリンピックの金メダリストを目指せ!」とうたっています。

実際には、大会の準備と運営で合計159.6万トンの温室効果ガスが排出されると見込まれており、このうちの31.3%にあたる50万トンは、選手・観客・その他のオリンピック参加者の交通および宿泊によるものだそうです。組織委員会はこれらを相殺する取り組みの一環として、「カーボンオフセット基金」を設立しました。目標金額は5,000万ウォン(約500万円)で、寄付金は大会で排出されるCO2を相殺するために国際的に取引された認証排出削減量CERの購入に使われます。募金はウェブサイトで行われるほか、グリーンパビリオンでも受け付けるとのことです。

日本選手の活躍も気になりますが、東京2020オリンピック・パラリンピックに続く、環境面での取り組みにも注目です!詳しくは「2018平昌冬季オリンピック及び冬季パラリンピック大会」公式ホームページで。