2008/11UP
秋といえば、収穫の秋。
収穫を通して、「身近な食糧問題、そしてエコ」を考える。
新米、サンマ、マツタケ、柿や栗、梨…収穫の秋を迎えましたが、昨今は食の安全性に対する不信感、食糧危機、価格高騰などの諸問題から、食事も安心して喉を通らない(?)状況にもなりつつあります。価格の高騰といえば、最近ではスーパーで値段を見て買い控えをしたり、今までだったら野菜も端っこは大胆に切って捨てていたのが、最近ではキッチリ使い切っている人、多いのではありませんか?
そこで今回、注目したいのが「エコ・クッキング」。「野菜の皮も捨てずに料理しちゃう、アレでしょ。」と思った方、それも正解です。ただ、それだけでないのが、エコクッキング。食材を無駄なく使い切ることはもちろん、買い物~調理~片付けの各ステップでエコを実践することなんです。例えば、買い物にはマイバッグを持参し、同じ鍋でパスタと野菜を一緒に茹でるといった同時調理を心がけ、お皿を洗う前には汚れを拭き取ってから洗う、といったようなことです。
食事は1日に数回、必ず人間が取り組む行為。ちょっとのエコ意識で「ちりも積もれば…」の変化が生まれてくるはずです。まずは皿洗いのときにはこまめに蛇口を閉める、とか、はたまたエコクッキングのレシピを参考に冷蔵庫を一掃する、など、できることから始めてみてもいいかもしれませんね。