新宿パークタワーのECO
新宿パークタワー(所有・運営:東京ガス都市開発株式会社)では、竣工以来「環境配慮型のビル」として、
環境負荷低減に向けたエネルギー使用量削減やゴミの分別収集・再資源化などの活動に、積極的に取り組んでいます。
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新宿パークタワーのECO
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SPT ECO Field 新宿パークタワーを地球にやさしいビルに。
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写真1 LEDを試験導入しているオフィス階共用廊下(試験のため、3灯中2灯だけ点灯しています)

写真2 Hf型蛍光灯を試験導入しているオフィス階エレベータホール

2011/7UP

オフィス階共用部照明設備省エネ化のための電力量調査を行いました!

既にエコアクションでご報告しましたが、オフィス階における共用廊下やエレベータホールなどの照明を省エネ化するにあたり、昨年度、一部のフロアでHf型蛍光灯(*)やLEDダウンライトを試験導入しました(写真1,2)。ここでは、試験導入期間に電力消費量を測定しましたので、その結果をご報告します。

まず、試験内容ですが、以下の通りです。
 (A) 共用廊下は、以下の3ケースで試験を行う。
   (1)Hf型蛍光灯(*)
   (2)LEDダウンライト3灯
   (3)LEDダウンライト2灯
 (B) エレベータホールはHf型蛍光灯(*)を採用する。
 (C) 試算条件:稼働日数を260日/年とする

この試験調査から、以下の結果を得ました。
(オフィスフロア9〜37階における年間電力消費量試算合計値)

以上から(3)LEDダウンライト2灯タイプが、最も省エネ性が高いことを確認しました。今後は、オフィス階共用部照明設備の省エネ化改修に向けて、コストの他、明るさ・見た目なども含めて総合的に評価し、採用を検討していきます。今後も新宿パークタワーの省エネ改修にご期待ください。

(*)Hf型蛍光灯(高周波点灯蛍光灯):電子安定器と組み合わせて高周波点灯させることで、従来の蛍光灯より高効率で省エネ化を実現できる蛍光灯


図1「節電.go.jp」の家庭向けホームページより

図2 オフィスビルの電力消費の特徴(「節電.go.jp 」より)

2011/7UP

エコと数字のはなし(2) 〜 今夏の「15%節電」対策とその効果

今回の「エコと数字のはなし」は、節電対策メニューを実施した場合の効果を、環境面・経済面からも見ていきます。

政府の節電ポータルサイト「節電.go.jp」では、家庭における節電10対策とその実施による削減率(*)を掲載しています。「15%節電」を達成するためには、削減率の合計が15%を超えるように複数の対策に取り組む必要があります。

(*)削減率は、在宅世帯の日中の平均的消費電力(14時:約1,200W)に対するもの。

(1)エアコンの設定温度を28℃に 削減率:10%
(設定温度を2度上げた場合)
(2)窓にすだれ・よしず等の日除け設置 削減率:10%
(3)エアコンを消して、扇風機を使う 削減率:50%
(4)冷蔵庫の設定を「強」→「中」へ 削減率: 2%
(5)日中は照明を消し、夜間も減らす 削減率: 5%
(6)テレビの省エネ設定、不必要時は消す 削減率: 2%
(7)温水洗浄便座の節電機能利用 削減率: 1%未満
((7)か(8)のいずれかで)
(8)((7)の機能がなければ)便座のプラグを抜く
(9)電気炊飯器は早朝に1日分まとめて炊く 削減率: 2%
(10)待機電力削減(主電源を切る、プラグを抜く) 削減率: 2%

仮に家庭で1日3時間、15%の節電を行ったら、1ヶ月で16.2kWhの削減となり、これは約360円の節約、CO2量としても6.2kgの削減につながります。実際には1日3時間だけ実行する方が難しく、もう少し節電効果は期待できるものと思われます。

ただ、平日の日中はオフィスに出ている方が大半。となると、家庭で実行できる対策は、C・FまたはG・Iに限られてきて、削減率は5%程度になるでしょう。そこで、同ホームページでは、オフィスビルでの節電対策も紹介しています。基本的には、空調・照明・OA機器の電力使用を見直すことであり、具体策として照明の間引き、不使用室の消灯・空調停止の徹底、不使用時のOA機器の電源オフまたはスタンバイモード、空調設定温度を2℃上げる、等があげられています。

大事なことは、平日9〜20時、使用電力がピークに達する時間帯にいかに節電するか、ということです。この時間帯、みなさんはどこで何をしていますか?その場で取り組める対策に、無理のない範囲で節電しましょう。くれぐれも熱中症にはご注意を。

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